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普通に滑れるようになって、グラトリをして遊べるようになったらボックスにトライしてみたくなると思う。ボックスに必要な動きも、基本の4つ板のフレックストーション上半身のシフト先行動作)の組み合わせたものになっている。

さらに「体の軸」が強化されればされるほど、技の精度も上がっていく。

この動画では、フレックス(オーリー)とシフトのみを使ってできるバックサイドテールスライドを説明している。

 

板を横にする方法として

・シフト

・180の要領で90度回す

という2つ種類があるが、

シフトで横にする場合

スノーボードの技の基本4要素の内、フレックス(オーリー)とシフトの2つを使う。

180の要領で90度回し横にする場合には、

フレックス(オーリー)とトーション、上半身の回転(先行動作)を使う。

 

どちらがやり易いかは人によるけど、ここではフレックス(オーリー)とシフトの2つのみでできる

シフトで板を横にするパターンを説明する。




1、まずは動きを知る

①まっすぐボックスに向かう

ここでのまっすぐとは文字通り板をフラットにして体の力を抜いてボックスに向かうのではないことを注意して欲しい。

その体勢でボックスに向かえるなら理想だが、現実は雪面の微妙な傾きやエッジ跡、雪の状況によって何もしないとまっすぐは進んでくれないことが多い。

だからボックスに入る直前に板をまっすぐ、かつ力が抜けた体勢になれるように微妙な板のコントロールをしなければならない

 

②オーリーをして板を浮かせたら上半身と下半身を逆方向にひねるシフトをする。

ボックスに入る瞬間、オーリーして板を浮かせる。板を浮かせる理由は後述する。板が浮いている間にしなければならない事が2つある。

一つは、ボックス上での体勢にならなければならない

二つ目は、ボックスの天板と体の軸を垂直に合わせなければならない

 

 

③ボックス上の体勢をアウトまでキープして、アウトでは上半身と板のシフトを解き、着地する。

 

④ボックスで板を横にするために必要なスキル

以上のように、

・まっすぐボックスに入るための、フリーランスキル

・板を横にするためのシフトのスキル(180の要領で90度回して乗る方法もある)

体の軸をボックスの天板に合わせるスキル

 

これから、それぞれについてどう練習していけばいいのかを説明していく。

 

2、練習法

①フリーランスキル

これに関しては、滑りこむという一言に尽きてしまうので申し訳ない。せめてもの提案として、今すぐにでもやる場合に何を意識しておくといいか紹介する。

 

ボックスにまっすぐ入るとは、板をボックスに対してまっすぐかつ体の軸を板の中心にした状態になっているということ。

 

この状態になるのを妨害する要素をあらかじめ排除するために、スタート位置を決めておくことをおススメしたい。

 

スタート位置を決めておくと、ボックスに入る直前のスピードが一定になるということ。

何回かトライするなら、毎回スピードが同じ方が他の動きに集中できる。

 

スピードがちょっと速くて、直前でスピードコントロールしたり慌ててしまうとさっきの

板をボックスに対してまっすぐかつ体の軸を板の中心にした状態」になるのが難しくなる。

 

たいていの斜面には横を見ると、リフトの支柱や木があるのでスタート位置の目印にしよう。

 

安心なスピードで入れる状況にして、後は板のコントロールだけに集中しまっすぐボックスに入る事だけを意識する。

 

板をまっすぐ、かつ体の軸を板の中心にした状態で技をかけるタイミングに入れることが大事。

 

②シフトのスキル

今回説明するバックサイドボードスライドをやる場合には、左肩が胸側になるように上半身をひねってシフトする(フロントサイドシフティ)。

ひねる目安としては、左手で板のテールを掴んで体を起こした位と覚えておいて後で試しにひねってみて欲しい。

 

オーリーをイメージして体を浮かせ、上半身と下半身を逆方向にひねるイメトレをしてみよう。

この部分の動きを家で徹底的に慣れておくと、かなり雪山での上達が速くなる。

ベストは板をつけて慣れることだけど、板をつけるのが面倒ならつけなくてもいい。

 

ここでのポイントは実際の場面をめちゃくちゃ想像する事。

これだけプロスポーツの世界でイメージトレーニングが有効であることが示されている世の中なので、イメトレに異論を唱える人はあまりいないだろう。

 

(イメトレで)オーリーして、板が浮いたらシフトして、ボックス上を滑っているイメージをして、アウトでシフトを解く。

この動きを1000回程こなしていけば、できるようになっている気がしないだろうか?

ボックスの天板に乗った時に体の軸を天板と垂直に合わせられる自信がつくまで練習するのがいいと思う。

 

たいていの物事を身に着けるには、10回やっただけでは不十分なのは当たり前。

100回ならどうだろう?サッカーのフリーキックを100回練習して上手くなるだろうか?野球の素振りを100回して打撃が上手くなるだろうか?

上手くなるにはなると思うけど、実践では全く使えないはずだ。(よほどの天才でない限り)

そうなると1000回ならどうだろう。

1000回練習すれば、一回位実践を試してもいい気持ちに僕はなるのだが・・・その基準は個人の好みできめればいいだろう。ただし、100回ではおそらく少なすぎるというのが僕の見解だ。

 

③体の軸をボックスの天板に合わせるスキル

これは「軸トレ」で詳しく説明しているのでそちらも参考にしてほしい。

ただ、ボックスの天板は雪面と違って平だ。だから平地や家の床も雪面と同等以上にボックスの感覚をつかむのに適している。②でやったイメトレ中に、シフトをして着地した後安定していられるようになったら、だいぶ軸を合わせるのが得意になってきたと思っていい。

 

※ボックスに乗る時、オーリーする理由

進行方向を変更するのが難しい

オーリーをしないで板を横にして、かつボックスを抜け切るにはどうしたらいいだろうか?

まず、ターンをしながら板を横に向けつつボックスに入る

そこでは進行方向がボックスの終点を向いていないので、入る直前に板をずらして進行方向をボックスの終点に向ける。

この絶妙な板のコントロールができるなら、かなりの腕だろう。

できればターンせずにまっすぐ入りたい。

 

体の軸をボックスの天板に合わせるための時間が短いから難しい

さらに、ボックス上では板とボックスの天板をフラットにし、体の軸も天板と垂直にしなければならない。

ターンしている場合は、少し体の軸が傾いておりそのままだとボックス上ですっぽぬけてしまう。だから、雪面とボックスの天板が切り替わる瞬間に体の軸を移動させなければならない。

これはオーリーして板が浮いている間に軸を移動するよりも一瞬の出来事だ。

だからオーリーした方が時間的に余裕がある。

 

3、まとめ

ボックスで板を横にするために肝心なことは、

・ボックスに安定して入れる

・入る瞬間板を浮かせている間に、ボックス上の体勢になれる。

・ボックス上の体勢になると同時に体の軸をボックスの天板に合わせる。

この3つが全ての場合にあてはまる。

 

その3点に注目して、どこを強化していったらいいのかを考えればいい。




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