【厳選4つの判定法】レギュラー?グーフィー?
人間は正面に進むことに慣れている。
あなたも、普段の移動は正面に歩いたり走ったりしているはずだ。
逆に、横向きに進むことはほとんどの人が慣れていない。
スノーボードでは、この「慣れていないであろう横向きに」進むことになる。
そして、横向きというのは左向きと右向きの2パターンある。
これをスノーボードではレギュラーとグーフィーと呼んで区別している。
【左を向いて(左足を前に)滑ることをレギュラー】
【右を向いて(右足を前に)滑ることをグーフィー】
と呼ぶ。
イメージとしては手の右利き・左利きのような違いだ。
右利きの人が左手を使っても、左利きと呼ばないように、
レギュラーの人が右足を前に滑ってもグーフィーとは言わずにスイッチ(又はフェイキー)と呼ぶことを覚えておこう!
グーフィーの人が左足を前に滑る場合もスイッチ(フェイキー)と呼ぶ。
新たに何かを始める場合、右利きの人は右手を使って慣れ親しんだ方がとっかかりやすい。
左利きの場合は逆だ。
スノーボードでも、やりやすい向きに滑ることからスタートすると
最初に感覚をつかむのがよりスムーズになる。
それでは、どちらを向いて滑ることから始めればいいのだろうか?
「実際に板をつけて滑ってみてやりやすい方を選ぶ」というのが理想なのだが、
板をレンタルする場合には事前にレギュラーかグーフィーかを決めておかなければならないことがほとんどだ。
そこで、自分がレギュラーなのかグーフィーなのかを判定する方法をいくつか紹介する。
判定する方法は、細かいものも含めるとかなりの数あるので、4つに厳選した。
全ての判定法を使った結果が一致していれば、その方向(スタンス)でトライしてみて欲しい。
結果が異なる場合は、一番納得のいく理由のものを選ぶのがいいと思う。
ちなみに、①~④の判定法の順番はそのままおススメの順番になっている。
①利き足がどちらかで決める
【ボールを右足で蹴る方が得意な人はレギュラー】
【左足で蹴る方が得意な人はグーフィー】
<理由>
スノーボードを始めたばかりの頃、一番大変なのが片足を板から外して移動する「スケーティング」だ。
板から外した足で雪面をキックして進むのだが、利き足でキックして進むほうが慣れやすい。
②綱引きをする場合、後ろ足がどちらかで決める
【右足の人はレギュラー】
【左足の人はグーフィー】
<理由>
スノーボードでは、常に安定して滑れるわけではない。
荒れた雪面を滑っている場合等に、バランスを崩したら後ろ足で踏ん張る事が多い。
③とっさに出た足を前足にする
比較的簡単にできるとっさな状況例
・友達に後ろから背中を押してもらう
・立った状態から前に倒れていき、ぎりぎりまで足を出さない
・何も考えずに階段を下りてみる
【レギュラー】
【グーフィー】
<理由>
スノーボードでは、急な状況変化に対応してとっさの動きをしなければならないことがよくある。
普段とっさに出る足を、スノーボードでも前足にすると対応しやすい。
④スケートボードに乗ってみる
【レギュラー】
【グーフィー】
<理由>
スノーボードと同じ横向きに滑るスポーツでやりやすいなら、
スノーボードでもやりやすいはず。
これは、スケートボードが手元にないと試せないのが難点だが…
乗ってみてしっくりくる向きを感じてみよう。
海に行かなくてもいいので、サーフィンよりはスケートボードの方が試しやすい(かな?)。
※補足 : ゲレンデでのレギュラーとグーフィーの割合
数字を確認したことがないので体感になってしまうのだが、
レギュラー:グーフィー=8:2か7:3
位の割合でレギュラーの人の方が多い。
レギュラーの人が多いという事は、自分がレギュラーなら体の向きも含めて真似をしやすいといういい点がある。
グーフィーの人が少ないという事は、自分がグーフィーなら多数派ではないといういい点がある。
レギュラーかグーフィーか決めたら、さっそく滑り方をマスターしよう!!
「一本筋の通った道をたどり、必要かつ簡単な順にターンできるようになる方法」
を説明しているので、参考にして下さい。
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